社内研修会 八溝材の加工出荷工場見学に行ってきました!其の②

6月19日 社内研修会としまして、当社“自然素材・健康住宅『博士の家 八溝』で使われている県産八溝材の加工出荷工場に行ってきました。

㈱林産 石川社長からのプロジェクターを使っての説明を終え、工場内の見学に移りました。

      

昨年完成しました宮の郷工場は、隣接する原木市場から原木が運ばれ、作業工程として原木の皮むきから始まり、選別されたのちに振り分けられ製材されます。

        

製材された木材は、同じ敷地内にある八溝多賀木材乾燥組合で乾燥されます。この時の燃料は製材の際に発生する木の廃材が利用されています。又、製材加工で発生するおがくずは、畜産酪農で利用されることで、資源の有効利用が行われています。

                

加工工場では、それぞれの職人さんたちが、丁寧に部材の加工を行っていました。

又、コンピュータプログラムによっての最新鋭ロボット加工も行われていました。

建築現場での効率化として、パネル加工が行われています。

出荷倉庫では、それぞれの材料が部材別に保管されコンピュータ入力で自在に棚が動く装置があり、それぞれの邸ごとにラッピングされ、順次全国に出荷されます。

      

当社のお客様の材料もありました。

  

沖縄県のお客様の材料を発見しました。通常、沖縄県では気候環境によりシロアリの被害が本州以上に深刻なので、木造住宅の需要が少ないそうですが、頑固な八溝材と博士の家同様の矢野工学博士の工法でシロアリ対策が実証され、安心な住宅が造られているそうです。

製材加工工場と云うと、大変汚れた。職人さんたちも汚れながら、過酷な。とのイメージがありますが、こちらの工場は違い。新しいからばかりでなく、とてもきれいな工場でした。最近の自動車ディーラーのお客様に見せる整備工場のようでした。

職人さんたちも丁寧に八溝材に愛情こめ加工する姿を感じ、八溝山からの自然の恵みを大事にする、ムダにしない取り組みがされていました。

私たちも八溝山からの自然の恵みをお客さまに、これからも更に喜んで頂ける住まい造りをしていきたいと実感しました。

見学の後、工場内のもっくりん協同組合事務所2階の社員食堂で、石川毅会長ご夫妻と社員の方でのお手製のランチバイキングを頂き、㈱棟匠さんの新しく完成した つくば支店 つくば学園都市展示場に向かいました。

ランチ、とてもおいしく頂ました。ご馳走様でした。ご説明頂きました石川社長始め、社員の皆様お忙しい中ありがとうございました。

展示場見学は、次回『社内研修会 八溝材の加工出荷工場見学に行ってきました!其の③ 展示場編 に続きます。