寿命の長い家

3世代にわたり暮らせる家

3世代にわたり暮らせる家博士の家「八溝」は、健康住宅を掲げる家です。この健康という言葉には、快適に過ごせるという意味だけでなく、丈夫で寿命が長いという意味も込められています。当社が目指すのは、大切な家族がずっと暮らせる丈夫な住まい。お客様、お子様はもちろん、そのお子様である孫の代まで、3世代にわたって暮らせる家なのです。

当社が目指すのは3世代で暮らせる家。ですが、現在の建築基準による住宅の寿命は35年とされています。これは、住宅ローンの最長期間を基にした数字。当社では、その後も暮らせる家づくりのために何が必要かを考え、構造、メンテナンス、間取り変更、チェック態勢…という4点が重要であるという答えにたどり着きました。

長く使うから大切な4条件

長く使う為に必要になものは、「地震に強い構造」、「メンテナンスが簡単・低コスト」、「間取りの自由度」、「万全のチェック体制」の4つです。では、詳しくみてみましょう。

地震に強い構造

基礎がしっかり

ポイントは、耐圧盤基礎(ベタ基礎)と土台はヒノキ。

当社では、構造こそ住まいの基本であると考えています。たとえ素敵なデザインの家であっても、構造がしっかりしていなければ安心して住むことができないからです。当社の家づくりは、骨太の構造によって支えられています。それによって、東日本大震災で証明されたように地震の際にも壊れにくく、また耐久性にも優れた寿命の長い家が実現できるのです。

耐圧盤基礎、いわゆるベタ基礎にすることで軟弱地盤にも対応。土台には抗菌性に優れたヒノキを使っています。

骨太構造

太い柱

荷重や土台、隈柱は勿論全ての柱に4寸(120角※八溝のみ)の材料を使用、優れた強度を保ちます。建築基準法では柱の太さ105mm四方、母屋材は90mm四方と規定。

耐久性のある木材

構造材は太く、随所で表しとしていますので、ご自身の目で確認する事が出来ます。

オール4寸の骨太構造になっており、また耐力壁(無垢壁)にはクロスの筋違を入れる事で耐震性をより強化しました。

強固な構造

強固な構造ホールダウン

3階建ての建物に使われる、引き抜き防止金物「ホールダウン」。

ヘキサプレート

筋違と土台、柱とを固定する金属板「ヘキサプレート」。

ゴムワッシャー

長い年月にわたって、金物のゆるみを防止する「ゴムワッシャー」。

コミ栓

昔ながらの引き抜き防止工法である「コミ栓」。

引き寄せ金具

梁と梁とをしっかり固定する「引き寄せ金物」。

耐力面材

構造体には、従来の工法のように上下から加わる水平方向の荷重に弱い筋交い《壁倍率1.5倍(筋交い、三ツ割)》に比べ壁倍率2.5倍の強度をもつダイライトを壁面に使用します。軸組工法と耐力面材工法の良さを融合させ、優れた強度を保ちます。

メンテナンスが簡単、低コスト

自分でメンテナンスをすると低コストに抑えられることから、作業が簡単にできる事が大切と考えました。

配管むき出し

配管むき出し当社が建てる家は、あえて配管をむき出しにしてあります。これは、メンテナンスのしやすさを追求した使用。お客様が自分自身でメンテナンスを行う場合でも、できるだけ簡単に作業できるように配慮したレイアウトなのです。床下にある程度の高さを設定し、出入りしやすく、作業しやすい空間を確保しています。

ドライウォール仕上げや無垢壁

当社では、将来のメンテナンスを見すえた仕様をオススメしています。室内の壁には、ドライウォール仕上げや無垢壁が最適。ドライウォールは吹き付け仕上げとなるため、万が一汚れたり割れたりしても自分で補修することができます。たとえお子様が壁に落書きされた場合でも、簡単に上塗りできるようになっているのです。

自分で補修

快適な住まいを長持ちさせるには、状況に応じたメンテナンスが欠かせません。これからは、メンテナンスにも相応のコストが掛かる時代です。当社では、お客様ご自身でメンテナンスできる家づくりをご提案しています。自ら行えるほどメンテナンスが簡単な家なら、管理や補修に掛かるコストを抑えながら長持ちさせられるはずです。

間取りの自由度

間取りを変えて長く使う、建て替えないから低コスト。

間取りの自由度建てたときだけでなく、将来を見すえてその姿を変えられる家。当社では、そんな自由度を備えた家こそが、いい家であると考えています。住み手のライフサイクルに合わせて部屋を広げたり、仕切りを設定し直したりと、間取りを自在に変えられること。それが可能だからこそ、長い年月にわたって住める家になるのです。

たとえばご夫婦だけでの2人暮らし、あるいは子どもが幼い場合には、空間にゆとりを持たせた間取りに。子どもが小学校に入学する際には子ども部屋を設け、同時にご夫婦の部屋も確保できます。また子どもが独り立ちした後には、ご夫婦2人で悠々自適に暮らせるよう、余裕を持たせた間取りに変更することも可能となっています。

万全のチェック体制

きめ細かいチェック体制

当社の家づくりへのこだわりは、家そのものの機能や仕様だけにとどまりません。きめ細かいチェック項目を定めた複数の検査を行うことで、住まいの品質と工事の安全に努めています。検査項目は敷地調査、基礎工事検査、建方検査、気密検査、木工事検査、最終検査、お引き渡し後訪問点検、1年点検…の八つとなっています。

安心の10年保証

また当社では、10年間にわたる保証書を発行し、住まいへの安心感を目に見える形でお届けしています。完成後のアフターメンテナンスにも、しっかりと対応。ほかにもカビやダニが増殖できない環境を心掛け、シロアリ対策も講じるなど、さまざまなフォロー態勢を整備してお客様の住まいを見守ってまいります。

カビ、ダニ、シロアリ対策

部屋のどこにいても冬は暖かく、夏は涼しい家でなくてはいけません。空気はいつも新鮮で湿度が常に一定に保たれている住まい。よって、カビやダニが増殖できず、それでいて省エネルギーが理想の住宅です。昨今、高断熱・高気密住宅が一般的になってきております。しかし、ただ単に高気密・高断熱だけでは今まで以上に危険です。当社では、建物自体の造り方や自然素材を十二分に活用することと、外断熱に独自の工法を取り入れ温熱環境をより高めることが重要と考えます。

阪神大震災、東日本大震災で木造住宅は全壊しやすいような報道がありましたが、本当でしょうか?確かに今のような近代的耐震住宅が無かった当時は、柱が細く、筋違いや耐震金具は皆無でした。しかし、それより恐いのは、あまり知られていない結露からのバクテリアによって腐ってしまった土台や、柱の足元を揺るがしたシロアリです。以前の住宅はあまりにも無防備でしたが、今ではシロアリ駆除も盛んに行われています。当社は、構造的・シロアリ対策などあらゆることを考慮し、安全な住まいを提案しております。

外部からの侵入を防ぐ為に基礎巾をW200mm・H550mmとし、更に土台大引き・通気胴縁・地下の壁材にはシロアリの嫌う檜材を使用しました。