WHO(世界保健機構)が提唱する健康・快適・能率・安全を私たち村越住建㈱は企業理念としています。
当社は昭和47年の創業より、これまで皆様からご用命頂き1,400棟余の建物を建築して参りました。その中で確かな住まい造りから、お客様にご満足していただくことが私たちの喜びです。
緑豊かな自然環境に育った福島県産材を採用することは、福島県の気候に最も適しております。福島県は特に夏の暑さが全国的にも大変厳しく、冬は又、大変厳 しい寒さとなります。独自の外断熱工法により躯体までも守る魔法瓶のような建物になっており、この温度差にも家全体が快適でストレスなく生活出来ます。こ うした理由から健康住宅『博士の家八溝』(外断熱工法による)を皆様に提案し喜んで頂きたいと、日々性能の研究開発に取組んでいます。
健康 ~空気の質を高める~
人間の脳は体重の2%と言われています。しかし、脳の消費する酸素は実に全体の25%を占めます。この事から、いかに人間にとって、質の良 い空気が必要であるかが解かります。最近では、シックハウス症候群の原因が、ホルムアルデヒド・キシレン等の揮発性有機化合物により引き起こされているこ とが判ってきました。それにより、子どもたちからお年寄りまで、喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症(アレルギー症状)などで多大な被害を受けています。
それらのことから私たちは、空気の質にこだわりました。空気を汚さない安全な自然素材を使うことが必要と考え、健康住宅『博士の家八溝』は、福島の地域に育ち、この気候に最も適した県内産八溝のムク材(接着剤を使った材料は使いません)を使用しています。又、クロスを使わず塗り壁仕上げをしました。
また、住宅性能の向上に伴い一般の住宅でも気密性能が良くなり密閉された空間となるため汚れた空気が滞留してしまうことも大きな原因です。私たちの『博士の家八溝』には独自の換気システムが設置されています。常に家全体が換気され、気持ちの良い新鮮な空気環境の中で過ごすことが出来ます。
快適 ~温熱環境を高める~
部屋のどこにいても冬は暖かく、夏は涼しい家でなくてはいけません。空気はいつも新鮮で湿度が常に一定に保たれている住まい。よって、カビ やダニが発生しにくい、それでいて省エネルギーが理想の住宅です。昨今、高断熱・高気密住宅が一般的になってきておりますが、ただ単に高気密・高断熱だけ では今まで以上に危険です。特に福島の厳しい冬は結露がひどく悩まされます。また、局所暖房によるヒートショックにより、寒いトイレや洗面室で倒れ命を落 とされる場合があります。
私たちは、『博士の家八溝』を造るにあたり建物自体の造り方や自然素材を十二分に活用し、外断熱に独自の換気・空調システム、工法を取り入れ温熱環境をより高めることが重要と考えます。
能率 ~エネルギー環境を高める~
夏は外の日差しを入れない、冬はよりたくさん入れエネルギー効率を高める。こんなことが可能でしょうか?それは夏と冬では、太陽の昇る位置・角度が違い、それを上手く設計に入れることで可能となります。西側のパーゴラ設置や落葉樹もその一つの提案です。
また、邸内熱は外からの影響を受けないよう、外断熱工法により気密・断熱・換気の性能にこだわっています。
そして私たちの『博士の家八溝』こそが、太陽光発電・オール電化・深夜電力などを組み合わせることにより従来の住宅に類を見ないエネルギー環境を高めることが出来る住まいと考えます。
安全 ~環境問題の意識を高める~
阪神大震災で木造住宅は全壊したような報道がなされていました。本当でしょうか?確かに今のような近代的耐震住宅は無かった当時は、柱が細 く、筋違いや耐震金具は皆無でした。しかし、それより恐いのは、あまり知られていない壁内結露からのバクテリアによって腐ってしまった土台や、柱の足元を 揺るがしたシロアリです。今でこそシロアリ駆除も盛んに行われていますが、以前の住宅はあまりにも無防備でした。私たちの『博士の家八溝』は独自の外断熱工法の構造により結露の発生をなくし、シロアリ対策などあらゆることを考慮し、安全な住まいを提案しております。